中東各国がイスラエルを非難 「危険な状態に陥る恐れ」
【カイロ共同】イスラエル軍の空爆でレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師が殺害されたことを受け、中東各国からは28日、非難が相次いだ。エジプトのシシ大統領はレバノンのミカティ暫定首相と電話会談し、中東全体が「危険な状態に陥る恐れがある」と危機感を表明。パレスチナ自治区ガザとレバノンでの恒久停戦実現が重要と強調した。 トルコのエルドアン大統領はX(旧ツイッター)でレバノンへの連帯を表明。国連安全保障理事会に対し、イスラエルを止めるための迅速な行動を取るよう呼びかけた。 ヒズボラの後ろ盾イランのほか、イラク、シリアもそれぞれ喪に服すと発表した。