テニス=大坂、シフィオンテクに惜敗 マッチポイント逃す 全仏OP
[パリ 29日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは29日、パリのローランギャロスで女子シングルス2回戦を行い、元世界ランキング1位の大坂なおみは現1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)をあと一歩に追い詰めたものの逆転負けを許した。 大坂は第1セットを6─7とタイブレークの末に落としたが、第2セットはブレークに3回成功して6─1と圧倒。最終セットでは先にマッチポイントを握ったものの、そこから逆転されて5─7とあと一歩のところで黒星を喫した。 熱戦を終えたシフィオンテクは「ロジカルに考えるのは難しい。本当に激しく、とてもハイレベルだった。第3セットで大きなピンチを迎えたが、なんとか勝利できた。正直なところ、勝てるとは思っていなかった」と振り返った。 また、一部ファンの態度については快く思っておらず、「大きなプレッシャーがある中で、ラリー中に叫ばれると集中を保つのは難しい。ラリーの合間に応援するのはいいが、最中はやめてほしい」と苦言を呈した。 そのほか、第3シードのコリ・ガウフ(米国)はタマラ・ジダンセク(スロベニア)に6─3、6─4のストレート勝ち。第8シードのオンス・ジャブール(チュニジア)はフルセットで勝ち抜いた。