A代表へ試すべきJリーガー7選 OBが6月シリーズ考察…SBで期待の「攻撃的」選択肢は?【見解】
【専門家の目|栗原勇蔵】左SBは現状「物足りない」…攻撃的選択肢のテスト推奨
森保一監督率いる日本代表は、6月6日に敵地でミャンマー代表、11日にホームでシリア代表と北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で対戦する。すでに最終予選行きの切符を手にしている森保ジャパンにとっては事実上の消化試合となり、思い切ってテスト色を強めることもできる。元日本代表DF栗原勇蔵氏に、6月シリーズで試してみたいJリーガーを訊いた。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部) 【写真】「かわいすぎる」「メガネ似合いすぎ」 三笘薫のアスリート美人妻がイギリスを満喫する様子 ◇ ◇ ◇ 森保ジャパンの課題の1つは左サイドバック(SB)だ。DF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)やDF伊藤洋輝(シュツットガルト)が主力扱いとなるが、日本代表OB栗原氏は「2人とも経験はありますけど、物足りなさは否めない。そして、どちらかというと守備的な選手」と言及。そのうえで「攻撃的なSBも選択肢として置いておきたい。森保監督には無難ではなく、チャレンジしてほしい」と提言した。 栗原氏が候補に挙げたのがDF永戸勝也(横浜F・マリノス/リーグ戦6試合1得点)とDF松原后(ジュビロ磐田/リーグ戦13試合1得点)だ。 永戸は昨年10月に右ハムストリングの肉離れで全治5か月の重傷を負ったが、今季復活。ベガルタ仙台時代の2020年には、自慢の左足からJ1リーグトップの10アシストを生み出した。栗原氏は「足元の技術に優れていて、フリーキック(FK)でブレ球も蹴れる。怪我明けでまだ本調子までは至ってないですけど、国際Aマッチで海外の選手とやって慣れれば、それなりに渡り合えるはず」と期待を寄せた。 また、ベルギー1部シント=トロイデンでのプレー経験を持つ松原に関しては、「左利きでとにかくタフな選手。(5月3日の第11節)マリノス戦を見ていて、ずっとアップダウンしているなと。熱くなりやすい部分はありますけど、年齢を重ねて円熟味が増し、面白い存在だと思います」と語った。