【アスレチックス1－8アストロズ】＠ミニッツメイド・パーク

メジャー初本塁打を放ったアストロズのジョーイ・ロパーフィード（MLB Advanced Media）

　日本時間5月17日、4連勝中のアストロズは本拠地ミニッツメイド・パークでのアスレチックス4連戦の最終戦を迎え、3回裏に一挙6点を先制するなど8対1で快勝。同地区対決4連戦をスイープして今季初の5連勝を達成し、アスレチックスを抜いてア・リーグ西地区3位に浮上した。アストロズ先発のクリスチャン・ハビアーが6回2安打無失点で3勝目（1敗）をマークし、2番手のショーン・デュビンは3回2安打1失点でメジャー初セーブを記録。アスレチックス先発のジョーイ・エステスは4回途中8安打8失点で今季初黒星（1勝）を喫した。 【動画】アストロズのジョーイ・ロパーフィードがメジャー初本塁打を放つ（MLB.comより） 　初回無死1・2塁、2回裏一死1・2塁の先制機を生かせなかったアストロズだが、3回裏に二死満塁のチャンスを迎え、ヤイナー・ディアスが走者一掃のタイムリー二塁打を放って3点を先制。続くジェイク・マイヤーズにもタイムリー二塁打、ジョーイ・ロパーフィードにはメジャー初本塁打となる1号2ランが飛び出し、一挙6得点のビッグイニングとなった。4回裏にはジェレミー・ペーニャの犠飛などで2点を追加し、8対0と一方的な展開に。7回表にザック・ゲロフのタイムリーで1点を返されたものの、大勢に影響はなく、8対1で快勝を収めた。 　アストロズは昨季、4連戦のスイープが1度もなく、4連戦スイープは2022年5月（対タイガース）以来2年ぶり。今季は大きく出遅れたものの、直近8試合で7勝1敗とここにきて調子を上げており、アスレチックスを抜いて地区3位に浮上した。日本時間5月9日に今季最大の12まで膨らんだ借金も6まで減少。2位レンジャーズと3.5ゲーム差、首位マリナーズと5ゲーム差とまだまだ挽回できる位置につけており、昨季まで7年連続で少なくともリーグ優勝決定シリーズまで進出している強豪の復調は同地区他球団にとって脅威となるに違いない。