筒井美琴/ボートレース(競艇)

ボートレース若松のGⅢ「オールレディース九州スポーツ杯」は22日、いよいよ予選最終日を迎える。 飛び抜けた主役が不在の混戦シリーズになっているが、得点率トップに浮上したのはオール3連対をキープする地元の野田部宏子。足はせいぜい中堅でピット離れなどはかなり怪しいが、昨年の同大会でも予選3位通過を果たしており、得意水面で躍動中。ただ、4日目の2走は進入固定戦の4号艇と6号艇と外枠。トップ通過するのは厳しい状況かもしれない。 【8R 結果】128期の筒井美琴がデビュー初白星！ 当地初登場の清水愛海は土屋実沙希とともに2位タイ。前検日には「江戸川かと思った」と言うほど当地の乗りづらさに驚いていたが、ペラを浜田亜理沙に教えてもらったという形に叩き直し、「ベタ水面の時の江戸川くらいの乗り心地」にまで向上。上位機のパワーを引き出しており、逆転での予選トップ通過は十分に狙える。 いつもは得点率上位を独占するドリーム組が苦戦傾向で、4位タイの中谷朋子と岩崎芳美が最上位。平高奈菜は8位、細川裕子は10位、川野芽唯は11位で、實森美祐は24位タイと勝負駆けを残してしまった。 なお、3日目8Rでは128期の筒井美琴が5コースからまくり差しで突き抜けて、水神祭を達成。デビューから3年と6日、366走目、同期では一番最後となる初勝利に「やっと1着が取れてうれしい」と笑顔で語った。 また、本部めぐみと赤澤文香は病気のため帰郷となっている。