県内に死亡事故の特別警戒情報 今年3度目、安全運転など呼び掛け【宇部】
県は9日、山口市が市内全域に交通死亡事故多発警報を発令したことを受け、県内に死亡事故多発特別警戒情報を発令した。今年は3回目。 2022年4月に警戒情報制度を導入し、全県警戒情報、高齢者警戒情報、特別警戒情報の3種類がある。特別警戒情報の発令基準は、県内の市町で交通死亡事故多発警報が発令された場合など必要と認められる場合としている。 山口市では、8月31日~9月7日に2件の死亡事故が発生。8月31日は大型トラックにはねられた歩行者、9月7日は信号柱に衝突した乗用車の運転手が死亡した。 県では、体調が悪いときは運転を控え、小まめに休憩を取るなど無理のない運転計画を立てること、夜間に運転する際は前の車や対向車がいない場合はハイビームで走行することなどを促している。