「黒い雨」裁判 18人が追加提訴 原告に当時の胎児が参加 広島
原爆投下後に降ったいわゆる「黒い雨」をめぐり当時母親のお腹の中にいた2人を含む18人が被爆者手帳の交付を求めて追加提訴しました。 2022年導入された新たな認定基準では救済範囲が広げられ黒い雨にあったと否定できず、 がんなど11疾病のいずれかにかかっているなどすれば被爆者と認定されます。 被爆者手帳の交付を求めて新たに追加提訴した18人のうち当時は胎児だった2人が原告に初めて加わりました。 18人は「黒い雨に遭ったことが確認できない」などとして手帳の交付を却下されていました。 これで第2次「黒い雨」訴訟の原告は亡くなった2人を含め64人となりました。