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9日、土星が衝(太陽‐地球‐土星がまっすぐ並ぶ)となり、見ごろに。また、10日は水星としし座の1等星レグルスが大接近します。今夜は晴れて、天体ショーを楽しめる所が多くなりそうです。

9日　土星が衝　見ごろに

9日※、土星がみずがめ座で衝となります。衝とは、太陽系の天体が地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。衝の頃の土星は、日の入りごろに東から昇って真夜中に南中し、日の出ごろに西の空に沈むため、一晩中見ることができます。 今年の土星は「みずがめ座」の西端あたりにあります。明るさは約1等級で、街中でも肉眼で見ることができます。南東の空で、黄白色の明るい星を探してみましょう。 ※日付は赤道座標系(黄道座標系では8日)

10日　水星とレグルスが大接近

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10日ごろ、水星としし座の1等星レグルスが大接近し、1度未満まで近づきます。 明け方の東北東の低空で見られますので、東北東の空が開けた所で観察しましょう。どちらも肉眼で見える明るさです。双眼鏡を使うと、さらに見やすくなります。

気になる天気は?

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今夜は、北海道や東北北部はすっきり晴れて、星空観察に良さそうです。東北南部は太平洋側ほど雲に覆われるでしょう。関東は所々で雨や雷雨になりますが、雲の切れ間はありそうです。東海から九州北部は晴れて、星空を見られる所が多いでしょう。九州南部は曇りや雨で、星空観察にはあいにくの天気です。沖縄は断続的に雨が降りますが、日付の替わる頃から次第に晴れるでしょう。 日中は厳しい残暑ですが、夜は風が涼しく感じられるようになってきました。晴れる所では、是非、星空を眺めてみてください。