鹿島→東京Vレンタル中の2選手が来季から完全移籍「ヴェルディの為に全緑で闘います!」
東京ヴェルディは25日、鹿島アントラーズから期限付き移籍で加入していたDF林尚輝(26)とFW染野唯月(23)が、2025シーズンから完全移籍となることを発表した。 【写真】「美人すぎて何も入ってこない」「今日一番のサプライズ」東京V選手の妻が話題に 林は今季J1リーグ戦で29試合に出場。クラブ公式サイトを通じて「新たな覚悟を持って、東京ヴェルディの為に全緑で闘います!」と語っている。 リーグ戦36試合で6ゴールを記録した染野は「来季もチームの為に全力で闘います」と誓った。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●DF林尚輝 (はやし・なおき) ■生年月日 1998年6月9日(26歳) ■出身地 大阪府堺市 ■身長/体重 181cm/70kg ■経歴 RIP ACE Jr-RIP ACE Jrユース-立正大淞南高-大阪体育大-鹿島-東京V-鹿島-東京V-鹿島 ■出場歴 J1リーグ:36試合 J2リーグ:23試合3得点 カップ戦:9試合1得点 天皇杯:5試合1得点 ■コメント ▽東京V 「東京ヴェルディに関わる皆様。 2025シーズンから東京ヴェルディに完全移籍する決断をしました。 2年間期限付き移籍だった僕を温かく受け入れ、共に闘ってくれたヴェルディファミリーの皆様には、本当に感謝しています。 もっとこのクラブと共に成長し、上を目指したい。そして、もっとヴェルディファミリーとして認められたい。 その思いが日に日に強くなり、大きな決断をしました。 シーズン後半は試合に出られない日々もありましたが、終盤戦のファン・サポーターの大きな声援を聞いた時、決断が正しかったと思いました。 新たな覚悟を持って、東京ヴェルディの為に全緑で闘います! 2025シーズンもどうぞよろしくお願いします!」 ▽鹿島 「このたび、東京ヴェルディに完全移籍することになりました。鹿島アントラーズという憧れのクラブで、プロサッカー選手のキャリアをスタートさせていただけたこと、心から感謝しています。プロの厳しさを痛感する日々でしたが、試合に出るためにもがき続け、チャンスをもらい、アントラーズのユニフォームを着て、勝利に貢献してともに得た喜びは、今でも鮮明に覚えています。2年目は怪我に悩まされ、人生の中で最もサッカーができない1年でした。辛かったし、自分の力の無さを実感していましたが、大好きなチームメイトやスタッフ、そしてファン・サポーターの皆様のおかげで頑張ることができました。経験豊富で志が高く、頼りになる先輩方。いつも元気で熱い気持ちを持った若手たち。どんな時でも真摯に向き合ってくれるスタッフの方々。そして、厳しくも温かく応援し続けてくれるファン・サポーターの皆様。僕にとってこの出会いは人生の宝物であり、ともに過ごした時間はかけがえのないものです。本当に感謝しています。しかし、タイトルを取るため、その力になるためにアントラーズに加入しましたが、現実は厳しく力になることはできませんでした。申し訳ない気持ちと、悔しさが残っています。ですが、この決断を肯定するためには、貪欲に成長し続け、結果で示すしかないと思っています。アントラーズに在籍した選手として恥じないよう、選手としても、人としても、大きく成長した姿を見せられるように頑張ります。鹿島アントラーズに関わるすべての皆様、本当にありがとうございました」 ●FW染野唯月 (そめの・いつき) ■生年月日 2001年9月12日(23歳) ■出身地 茨城県龍ケ崎市 ■身長/体重 181cm/73kg ■経歴 鹿島つくばJrユース-尚志高-鹿島-東京V-鹿島-東京V-鹿島-東京V-鹿島 ■出場歴 J1リーグ:74試合7得点 J2リーグ:34試合10得点 カップ戦:17試合5得点 天皇杯:4試合2得点 ■コメント ▽東京V 「来季もチームの為に全力で闘います。 よろしくお願いします!」 ▽鹿島 「このたび、東京ヴェルディに完全移籍することになりました。小さい頃から鹿島アントラーズで育ち、一度は離れましたが、また戻ってプロサッカー選手をアントラーズでスタートできたことはすごく嬉しかったです。タイトルを取らなきゃいけないクラブだと教えられ続け、必死に食らい付き、良い時も悪い時も、アントラーズのエンブレムを背負ってる以上、全力でやり続けました。ファン・サポーターの皆さんがカシマスタジアムで最高の雰囲気を作ってくださり、毎試合鳥肌が立ちました。僕はアントラーズの先輩方から色々なことを教えてもらい、成長することができました。アントラーズで過ごした時間は、これからのサッカー人生の財産です。成長した姿をカシマスタジアムで見せます。ありがとうございました」