ドローン発見至らず 福島空港、欠航や遅れで乗客ら250人に影響
福島空港制限区域内で6日夜、ドローンとみられる発光体が確認されたことを受け、県福島空港事務所は7日朝、滑走路の巡回や点検を実施したが、ドローンの発見には至らなかった。ただ福島空港大阪線の欠航や遅れに伴い、乗客ら約250人に影響しており、同事務所は、飛行物はドローンの可能性が高いとみて今後の対応を検討している。 同事務所によると、6日夜も約2時間半、滑走路を閉鎖して警察とドローンや不審者を捜索。この影響で6日夜の伊丹発福島行き1便(搭乗予定110人)が欠航、7日朝の福島発伊丹行き1便(同141人)の出発が約1時間遅れた。 同空港周辺でドローンを飛行させるには航空法に基づき、許可を申請する必要がある。同事務所によると、発光体が確認された時間帯の申請はなかった。
福島民友新聞