市民や団体の拠点施設に Aスクエア内に活動センタ-開設【山陽小野田】
山陽小野田市民活動センター(山下一征センター長)が、今年度から中央2丁目の複合施設「Aスクエア」内に開設された。まちの活性化に取り組む市民や団体の交流や活動を支援する拠点施設として、広く門戸を開いている。 市は、2018年度に市民生活課内に市民活動支援センターを開設。兼任職員を配置し、助成制度の紹介など市民活動に関する情報提供、相談業務、地域課題解決のための調査に取り組んできた。 LABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として、公共施設と民間施設を複合的に整備し、にぎわいの再創出を目指す同施設のオープンに伴い移転し、改称とともに機能強化を図った。 センターでは、活動の相談やPRに応じ、市民、団体、企業、大学生とを結び付けるなど中間支援的な役割も担っていく。交流ホールはWi-Fiを完備し、打ち合わせや情報交換の場として利用でき、20~200人程度を収容できる六つの会議室を有料で貸し出す。 市民活動団体の登録も随時受け付けている。市内で活動し、3人以上の構成員を有していることなどが要件。受けられる支援には▽市や同センターの施設内、ホームページでの情報発信▽チラシやポスター作製時の大型プリンターの使用(有料)▽イベントやセミナーなど活動に関する情報提供▽センター内のロッカーとメールボックスの利用▽貸会議室の利用料の減額―などがある。現在の登録数は45団体。 山下センター長は「市民活動団体の活動を推進することで、市を盛り上げていきたい。交流ホールはにぎわいの場として、貸会議室は飲食可能なのでフレキシブルに活用してもらえれば」と呼び掛けている。 開館時間は午前9時~午後9時。休館日は年末年始。問い合わせは同センター(電話52-8668)へ。