超ときめき♡宣伝部、さいたまスーパーアリーナ有観客開催 4年越し夢かなえ1万6000人熱狂
超ときめき♡宣伝部が28日、さいたまスーパーアリーナで「行くぜ! 超ときめき♡宣伝部 at さいたまスーパーアリーナ ~超ときめきクリスマス~」を開催した。同会場での公演は20年以来2度目で、有観客は初めての開催となった。 【写真】パフォーマンスする超ときめき♡宣伝部 宣伝部員(ファンの愛称)に最高のプレゼントを届けた。巨大なそりに乗って、クリスマス仕様の衣装に身を包んだ6人が登場。辻野かなみ(25)が「メリークリスマス!」と叫び、「トゥモロー最強説!!」で幕を開けた。 この日は8日発売のアルバム「ときめきルールブック」収録曲を中心にパフォーマンス。さらに代表曲「すきっ!」「最上級にかわいいの!」なども披露し、約3時間半、満員の会場に歌声を響かせた。最後まで地鳴りのような歓声を浴びた。杏ジュリア(20)は宣伝部員で埋め尽くされたスタンドを見渡し、「夢の舞台を満員で迎えられるなんて思ってもいなかった。不可能ってないんだな」と笑顔で話した。 20年は無観客で開催。辻野は「無観客の時は目の前に宣伝部員さんがいない寂しさがあって、どこか物足りなさを感じていた」と回想した。それでも、カメラの向こうにいるファンに「必ずここに戻ってきます!」と約束を交わし、走り続けた。 この日のチケットは完売し、1万6000人が詰めかけた。さいたまスーパーアリーナでファンの前でパフォーマンスする夢を4年越しにかなえ、「宣伝部員さんともう1度ここに来ることを目標に走り続けてきた。この4年間は無駄じゃなかった」とかみしめた。 今年は「最上級にかわいいの!」がTikTok総再生回数12億回突破を記録し、「とき宣」の名を一気に広めた。来年は結成10周年。坂井仁香(23)は「日本を代表するトップアイドルになって、日本中、世界中にときめきを放ちまくります」と宣言した。【野見山拓樹】