コスプレフェスタ開幕 キャラに成り切り撮影や交流 苫小牧
漫画やゲームのキャラクターに成り切ったコスプレイヤーが苫小牧市内に集まるイベント「とまこまいコスプレフェスタ」(実行委員会主催)が2日、開幕した。3日まで2日間にわたり、市内18カ所を撮影会場として開放。市内外から訪れたコスプレイヤーが撮影や交流を楽しんでいる。 2日は樽前山神社で開会式を行い、コスプレイヤー約300人が集結。映画「紅の豚」の主人公に扮(ふん)した市町峰行実行委員長は「トークショーなどの企画も予定しているので参加して」とあいさつ。人気アニメ・ゲーム「艦隊これくしょん―艦これ―」のキャラクターに装った木村淳副市長も「コスプレフェスを通じて、苫小牧の魅力を感じて」と呼び掛けた。集まったレイヤーたちと玉串をささげ、イベントの成功を祈願した。 2回目の参加という札幌市のフリーター松田雅さん(24)は、漫画「ゴールデンカムイ」のアシリパの衣装に身を包み「前回は開会式に出られなかったので、早起きして来た。モデルのエラ・フレイヤさんの撮影会に参加したい」と楽しんでいた。 イベントは3日まで。MEGAドン・キホーテ苫小牧店(木場町)では午前10時~午後6時、コスプレ初心者や市民に撮影会場の情報や楽しみ方を伝える「とまコス市民交流会場ステージイベント&コスプレフェスタ専属コンシェルジュコーナー」を開設。メイン会場のグランドホテルニュー王子では午前11時~午後6時、同人グッズ頒布会などを繰り広げている。
苫小牧民報