乃木坂46、AKB48、三代目JSB…人気アーティストMVが静岡県伊東市で撮られる秘密!
2.AKB48「根も葉もRumor」(友久陽志監督)
――本作MVのロケ地に静岡県伊東市を選んだ理由は何ですか? 友久監督「廃校ではない、生きた学校を借りられるということが決め手でした。 どこか地方の高校のダンス部という設定だったので、周りの風景も含めぴったりなロケ地でした。ロケ地は「伊東市立宇佐美中学校」「伊豆急線 川奈駅」「伊東市役所」の3カ所です。そのほか、中学校と市役所の付近の道でも撮影しています。」 ――MV撮影当時の思い出深いエピソードなどありますか? 友久監督「夏の学校での撮影は、三重高校ダンス部の皆さんも3日間伊東市で過ごされていたのですが、まるで部活の合宿をしているようで楽しかったです。 炎天下のダンスシーンは、出演する皆さんの体調面を考慮し、最小限のテイクでの緊張感ある撮影で、無事撮り終えた時に喜びが広がった瞬間が、印象に残っています。」
3.三代目 J SOUL BROTHERS「この宇宙の片隅で」(二宮"NINO"大輔監督)
――本作MVのロケ地に静岡県伊東市を選んだ理由は何ですか? 二宮監督「MV を⾒た視聴者がよくみる⾵景やリアリティーがあるロケーションで描いてしまうと楽曲の世界観に⼊り込めないと思い、全てのロケ地に関して⾮現実的なロケーションを探していました。 その中の⼀つとして絶景であり、「いがいが根」は美しくもあり、怖さもある楽曲の世界にぴったりなロケーションだと思いました。⾒⽅によっては天国にも⾒えるし地獄にも⾒えるような幻想的なロケ地に魅⼒を感じて選ばせていただきました。」 ――MV撮影当時の思い出深いエピソードなどありますか? 二宮監督「メンバー7⼈全てのロケ地が過酷で⼤変でしたが今市くんの「いがいが根」に関してはベスト1位と⾔っていいほど⼤変な撮影でした(笑)理由は「いがいが」って名前がついているとおり、平坦な場所がない⾜場が凸凹しており、⾜を踏み外したら崖の下に落下するような場所だったからです。歩くことはもちろん、機材搬⼊やグランドピアノの搬⼊など、本当に⼤変でした。 もちろん最善の安全対策をし、何とか撮影を終えることができましたが今市くんは⾰靴で怖さを感じることなくガタガタな岩でできた崖をスタッフより先に進んでいました(笑)」 旅や青春、異世界を感じさせる非現実的な景色が広がっているからこそMVの監督陣を惹きつけてやまない伊東市。実際に周る際はロケ地になった場所で動画を再生したり、MVに出てくるものを食べたりするのも楽しそう。この夏は伊東市でMVの聖地巡礼旅をしてみては?