元巨人マイコラスが大谷翔平に脱帽「とんでもない選手だよ」 二塁打、四球、右安も悔いなし
◆米大リーグ ドジャース7―1カージナルス(28日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【写真】デコピンを抱っこしながら試合観戦する真美子夫人 ドジャース・大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29日)、本拠地開幕戦となるカージナルス戦に「2番・指名打者」でフル出場し、3打数2安打1四球の活躍を見せ、チームも7―1で快勝した。開幕から3試合連続安打で打率は3割8分5厘となった。 観客席から真美子夫人、愛犬のデコピンも見つめる中上々の本拠地デビューを果たした試合後の大谷は「ファンの人も多く入ってもらって、敵の時は怖いですけど、味方の時はとても心強く素晴らしい声援をいただいてありがたかった。ヒットがでているのもそうですし、振る振らないの判断も含めて、比較的クオリティーの高い打席だったと思う。それを継続するのが難しい。明日に向けてまた対策したい」とうなずいていた。 この試合で1~3打席目は15~17年に巨人に所属していた右腕のマイコラスと対戦。1打席目は外角低めのチェンジアップに食らいついて右翼線への二塁打を放った。2打席目はカウント3ボール、1ストライクから四球を選び、3打席目は右前安打。3打数2安打だった昨季に続いて3打席連続出塁で、大谷に軍配が上がった。 開幕投手を任されながら5回途中5失点で敗戦投手になったマイコラスは「いい投球が出来たと思う。四球は際どいボールだった。(2安打も)ソフトコンタクトだったので、ああいう球を投げれば毎回ヒットを打たれることはない。いいスイングでいい打球だった。彼はとんでもない選手だよ」と脱帽していた。
報知新聞社