「人より何倍も練習してきました」2年連続プロ輩出の福岡・飯塚に今年も大型右腕! 8回零封で16強【高校野球福岡大会】
◆第106回全国高校野球選手権福岡大会4回戦 飯塚8―0九産大九州(8回コールド)(12日、北九州市民球場) 飯塚が3戦連続のコールド勝ちで16強に進出した。背番号「1」の肥後琥南(3年)が初戦の2回戦(対鞍手竜徳)に続いて零封。中盤以降の打線の援護にも支えられて、最後まで投げきった。同校の先輩で2学年上の白濱快起(ロッテ育成)と1学年上の藤原大翔(ソフトバンク育成)がプロ入り。エース右腕の系譜を継ぐチームの大黒柱は「真っすぐを磨くため、瞬発系のトレーニングを中心に、人より何倍も練習してきました」と胸を張る。 ■福岡大会16強出そろう【トーナメント表】 身長180センチ、体重85キロの恵まれた体格で、打っても5番を任される。「こなん」と読む名前「琥南」の「琥」の文字には中国の故事にちなみ、「唯一無二の存在に」との親の思いが込められている。「彼が投打の軸です」と吉田幸彦監督(68)も全幅の信頼を寄せる。
西日本新聞社