「市場環境注視、丁寧な対話重要」-長期金利1%接近で鈴木財務相
一方、円安が輸入物価を押し上げて、「物価が高止まりするようなことがあれば、せっかく賃金が上がっても目標に達することは困難を伴う」とも指摘。今の段階では、円安の「マイナス面が懸念されるという認識には変わりはない」と語った。為替相場は安定的に推移することが望ましく、「市場の動向をしっかり見て、必要に応じて適切な対応をとっていきたい」と従来の姿勢を繰り返した。
G7に関する発言
--取材協力:広川高史.
(c)2024 Bloomberg L.P.
Emi Urabe