約3カ月ぶりの円安…株価との『同時安』にネット悲鳴「なんで円安になって株安になんねん」「超株安くる?」
22日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=151円台前半に大幅下落し、約3カ月ぶりの円安水準となった。一方、東京株式市場の日経平均株価は続落し、下げ幅は一時700円を超えた。円と株価の同時下落にX(旧ツイッター)では「円安株安」がトレンド入りし、急激な「同時安」に戸惑う声があふれた。 ◆ひろゆきさん、円安を予言【写真】 円相場は一時、前日比1円20銭余りの大幅下落し、7月31日以来の円安水準を記録。米大統領選でトランプ前大統領が勝利すれば財政赤字が拡大するとの見方から、米長期金利が上昇。日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが進んだ。 日経平均は、前日の米ダウ工業株30種平均が下落したのを引き継ぎ、幅広い銘柄で売り注文が先行。日経平均は3万8411円96銭と、前日終値比542円64銭安で終わった。 一カ月ほど前には140円台だった円相場に、X(旧ツイッター)には「急激すぎるよ。厳しい」「投資しか勝たん」「急すぎ」「庶民は苦しみ富裕層は快感を得るですかね?」「こんだけ円安になっても危機感のない与党も野党にも失望しかない」「円高になる要素がない!」と悲鳴があがった。 円安は輸出産業を中心にプラスに働くことで株価は上がる傾向にあるにもかかわらず、この日は同時に株価も下がる「円安株安」に、ネット上には戸惑いが広がった。「なんで円安になって株安になんねん」「円安は分かるけど株安ではないやろw」「円高になると超株安くる?」「ほぼ全面安でもう円安の恩恵は皆無」「円安 株安 物価高 日本人の生活終わった…」などの声が目立った。
中日スポーツ