紅白 Mrs.GREEN APPLEの大森元貴、祖父から続く「はんてん」で満点準備 レコ大連覇へ「たぎる」
大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。2年連続2度目の出場となる3人組バンド、Mrs.GREEN APPLEのボーカル・ギター担当、大森元貴(28)ははんてん姿でパフォーマンス。30日は第66回日本レコード大賞で連覇が期待される中、祖父から引き継ぐ愛用品で紅白独特の緊張感を緩和した。 【別カットもみる】大森元貴「自宅でも普通に着ています」 記者会見に臨むMrs.GREEN APPLE 軽快なサウンドに乗せて、デニムシャツにはんてんを羽織った大森が爽やかな歌声を披露。 紅白のリハならではの貴重な着こなしで、会見では「祖父から続いているはんてんで、自宅でも羽織っている私物で…すみません」と恐縮した。 会見にはギターの若井滉斗(28)、キーボードの藤澤涼架(31)も出席。大森ははんてんの理由を「紅白は緊張するので、フラットな気持ちにしたくて」と明かした。 本番ではメドレー「青と夏~ライラック 紅白SP」を披露。今年は4月の「ライラック」から5カ月連続で配信曲をリリースし、「オリコン年間ランキング」の「アーティスト別セールス部門デジタルランキング」で1位の73・0億円を記録するなど活躍した。 大森は「今年は今月が何月か分からないような感じもあった」と多忙ぶりを振り返り、藤澤も今年を漢字1字で「あっという間で『瞬』」と同意。若井は「『知』。初めての人間ドックで自分の体を知った」とマイペースで場を和ませた。 レコード大賞では「ライラック」で優秀作品賞を受賞。大賞連覇に期待がかかるが、紅白前日の30日はTBS系で生放送されるレコ大のステージに登場。「『ライラック』は歌っている瞬間が楽しいですが、(連覇に向けて)ひしひしとたぎるものもあります」と紅白とともにベストパフォーマンスを約束した。 来年はデビュー10周年。同2月の初韓国公演などビッグプロジェクトが予定され、大森は「ファンの方に感謝を届けられる機会が増えるといいなと思っています」と楽しみにしていた。