マクドナルドの“あるもの”を自宅に再現→子どもたちを喜ばせる。父親の行動に称賛「すばらしい発想」(イギリス)
イギリス在住の男性が、マクドナルドの“あるもの”を遊具で再現し、子どもたちを喜ばせることに成功しました。ネットでは称賛が集まっています。 【動画】再現度高すぎ…。父親が作った遊具がこちら
注目を集めているのは、イギリスに住む建築アシスタントのダニエル・ミルズさん(38)。2人の子どもを育てるシングルファザーです。 地元メディアによれば、仕事の現場で突然、ある発想が思いついたというダニエルさん。これまでの知見を生かして、子どもたちを喜ばせることに成功しました。 再現したのは、マクドナルドのドライブスルーです。
地元メディアが公開した映像には、ダニエルさんの子どもたちが注文したり、窓の部分からドライブスルーさながらの接客をしたりして遊ぶ様子が映っています。 壁にメニューを掲示する、注文口と受け取り口を分けるなど、細かい部分にもこだわって製作したのがわかります。 製作期間はわずか3日、建築現場や近所にあった廃材をリサイクルし、30ポンド(約6000円)以下で完成させたそうです。 SNSでは「すばらしい発想ですね」「ほっこりする話」など、称賛の声が上がっています。
ダニエルさんは、地元メディアの取材に応じ、子どもたちの様子について明かしました。 「子どもたちは、私の手作りドライブスルーを見て、とてもうれしそうでした」「完成したときはカバーで覆っていたんです。カバーを外して披露したら、子どもたちはすぐに『ここで朝食を食べてもいい?』と聞いてきました」 毎週末、このドライブスルーで子どもたちと遊んだというダニエルさん。だが、次第に目新しさはなくなり、遊ぶことも減ったそう…。
そこでダニエルさんは、他の子どもたちにも楽しんでもらいたいと、ネットオークションに出品。出品からわずか数時間で、2万6000人以上が興味を示したといいますが、最終的には250ポンド(約5万円)で落札されたと明かします。 「多くの人から『安すぎる』と言われたし、もっと高い金額を提示してくれる人もいました」「でも売れただけで光栄なんです。遊具の製作にほとんどお金もかかっていませんから」 「ひとり親として、『あなたは最高のお父さんだ』『あなたの子どもたちがどれほど幸運か』と言ってもらえたのが、私にはとても意味のあることだったんです」 ダニエルさんはその後、イギリスのパブを再現した遊具を新たにDIYで製作し、子どもたちと遊んでいるそうです。
BuzzFeed Japan