屋島山上での自動運転バス 2025年度以降に乗務員がいない「レベル4」の実験目指す 高松市
KSB瀬戸内海放送
高松市は屋島山上で実施したレベル2の自動運転バスの実証実験の結果をとりまとめました。リスクなどを分析し、2025年度以降に乗務員がいない「レベル4」の自動運転の実証実験を目指す方針です。 【写真】試乗会の様子 2月
高松市はバスの運転手が不足する中、屋島山上への観光客の交通手段を確保しようと、2024年2月から3月に7人乗りの自動運転バスの実証実験をしました。 オペレーター1人が乗車して緊急時は手動運転に切り替える「レベル2」の自動運転で行いました。 9日間で499人が乗車し、アンケートでは68%の人が「また乗りたい」、28%の人が「やや乗りたい」と答えた一方、20%の人がブレーキの強さなどに危険を感じたと回答しました。 高松市は2024年度利用者のニーズや費用、リスクなどを調査する方針です。 そして2025年度以降に、JR屋島駅と屋島山上の駐車場の間で約30人乗りの中型バスを使って乗務員がいないレベル4の自動運転の実証実験を目指すとしています。 自動運転のレベルは1から5まであります。レベル2まではオペレータが乗車し緊急時の運転を行いますが、レベル3以降は運転の主体が車のシステムになります。
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