不正改造車両 静岡・日本平で集中取り締まり 県警や国土交通省など8件の反則告知
深夜を中心に不正改造車両による暴走運転などが繰り返されている静岡市の日本平パークウェイで21日夜、清水、静岡南の両署と県警交通指導課、交通機動隊、国土交通省静岡運輸支局が合同で、集中取り締まりを実施した。 警察官や静岡運輸支局の職員ら約60人が、同市清水区の日本平ロープウェイ駐車場に設けた臨時車両検査場で18台を検査した。タイヤのはみ出しや車高、マフラーの音などを専用の機器を用いて確認し、12台に整備命令を出したほか、8件の反則告知をした。 清水署の増田明香地域交通官は「車両は本来ルールを守り相手への配慮を持って乗るもの。不正改造や整備不良の状態で訪れないで」と呼びかけ、「騒音や危険運転で住民の静穏が害されている。活動を通じて安全安心に寄与していきたい」と話した。
静岡新聞社