<吉田伶香>水着グラビアに挑戦した24年は「分岐点」に 話題の“ニューヒロイン”「気持ち的にはまだ1年目、初心忘れず」
吉田さんが最優先したいのは「演技」であることは以前と変わらないが、「『きれい』や『可愛い』、あとは『意外』といろいろな反響の声も聞けたのは面白かったですし、同性の方からもほめてもらえて、それはやっぱりうれしかったです」と振り返る。
「今後も役者としてやっていきたいと思いは強いのですが、マルチにいろいろなことにチャレンジはしたいとは思っているので、コンスタント、まではいかないまでも、いいカラダに仕上げられて、自信を持っていいものを作れるというタイミングでお声をかけていただけたら、ぜひまたグラビアをやりたいなと思っています」
◇コミュニケーションの部分でも「もっと成長できたら」
「初恋ハラスメント」を経て、レギュラー出演した「伝説の頭 翔」では、役作りで人生で初めて“全頭ブリーチ”を経験。髪をピンク色にし、“メンチクイーン”の外町小百合になりきった。
「みんなから驚きの声をいただけて、別の現場で話が広がるきっかけにもなりましたし、普段の私とは全然違う姿に『叫んでたね』『メンチきってたね』と言ってもらえたり、連絡をもらえたり、カラオケのDAMで“街スケ”の曲が流れていた時期があったので、それを写真に撮って送ってくれたり、うれしいことがたくさんありました」
演技に対しての意欲は「年々高くなってきている」と自覚する一方で、「気持ち的にはまだ1年目。そういう意味では、いつまでも初心を忘れずにいたい」と考える吉田さん。
2025年は、ABCテレビの1月期ドラマ「恋愛革命」(関西ローカル)や、村重杏奈さん主演の映画「悪鬼のウイルス」(1月24日公開)への出演がすでに決まっているが、以前と変わらず大きな目標は、いつか大好きなアニメ「名探偵コナン」の劇場版にゲスト声優として出ることだ。
「2024年は演技でやりきったという達成感より、反省点がめちゃくちゃ多くて。その反省を次に生かすためにも、監督と意見を交わしたり、自分の考えを伝えたり、コミュニケーションの部分でももっと成長できたらと思いますし、自信満々で友達にも『見てよ』と言えるくらいまで、自分の演技のレベルを高めることができたらいいなと思っています」