【写真：Getty Images】

　AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）のリーグステージ第5節、横浜F・マリノス対浦項スティーラースが27日に横浜国際総合競技場で行われた。ここまでの4試合を2勝1分け1敗で4位のマリノスの先発メンバーには、アンデルソン・ロぺスやヤン・マテウスなどが名を連ねた。 　 　 　5バック気味にブロックを敷いてくる浦項を相手に圧倒的にボールを支配するマリノスは、12分に決定機を作る。松原健の素早いスローインのリスタートから、ヤン・マテウスがワンタッチで相手を抜き去り、ボックス内で左足を振り抜いたが、相手GKに防がれた。 【リーグフェーズ順位表・対戦表】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25 　さらに26分には、小池龍太のスルーパスを受けた西村拓真が、抜け出してシュートを放ったが、決めきることはできなかった。攻めてはいるものの、相手のGKの攻守あり、なかなかネットを揺らすことができなかったが、40分に均衡を破る。 　相手GKのパスを高い位置でカットした松原からアンデルソン・ロぺスと繋ぎ、同選手がボックス内に持ち込むと、最後はヤン・マテウスが押し込み、先制に成功。マリノス1点リードで前半を終える。 　後半もマリノスペースで進むが、追加点を奪えないまま時間が過ぎていく。アンデルソン・ロべスや西村がシュートを放つもネットを揺らすには至らない。88分にはアンデルソン・ロぺスがハーフライン付近から自身で持ち込み、ボックス外からシュートを放つも枠を捉えきれない。 　それでも後半アディショナルタイムにCKのポジション争いからPKを獲得。これをアンデルソン・ロぺスが決めきり、追加点。このまま試合は終わるかと思われたが、今度はマリノスがPKを献上してしまう。しかし、これを飯倉が見事にセーブ。マリノスが2-0で勝利を収めている。 【得点者】 40分 1-0 ヤン・マテウス（横浜F・マリノス） 90分+5分 2-0 アンデルソン・ロぺス（横浜F・マリノス）