【陸上】九電工・林田美咲が昨シーズンで引退 23年日本選手権10000mで自己ベスト「悔いなく終えることができました」
九電工陸上競技部は所属していた林田美咲が昨シーズンで引退したことを発表している。 林田は熊本県出身の24歳。松橋中では全中に出場し、全国中学校駅伝でも入賞を経験した。福岡・北九州市立高では1年で全国高校駅伝の8位入賞に貢献したほか、3年の都道府県対抗女子駅伝では6区区間6位と好走している。 九電工の住吉秀昭が現役を引退 「とても幸せで充実した日々を送ることができました」 18年に九電工に入社。同年は全日本実業団対抗ジュニア3000mで2位となり、クイーンズ駅伝は19年から5年連続で出場した。年々力をつけ、23年は2月の全日本実業団ハーフで自己新の1時間11分04秒で5位に入ったのを皮切りに、4月の金栗記念10000mで日本人トップ、5月の ゴールデンゲームズinのべおかは5000m15分33秒12と自己記録を更新していた。 6月の日本選手権5000mに出場を果たしたほか、12月の日本選手権10000mではチーム新記録の31分50秒91で11位に入っていた。 今年2月に行われた唐津10マイルロードの10キロの部が引退レースとなり、33分13秒で優勝。引退にあたっては「6年間素晴らしい環境のもとで競技に専念することができ、大変感謝しております。皆様のご声援のおかげで、悔いなく終えることができました」とコメントしている。今後は社業に就くという。
月陸編集部