土砂崩れの影響で休止 松山城の天守やロープウェイなど7月31日に営業再開へ
松山市は、土砂崩れの影響で休止していた松山城の天守やロープウェイなどの営業を31日に再開すると発表しました。 31日に営業を再開するのは松山城の天守とロープウェイ、リフト、そして、喜与町にある駐車場です。 松山市は、今月12日に発生した土砂崩れの影響でこれらの施設の営業を休止し、再開は来月中旬頃になるとの見方を示していました。 しかし、土砂崩れ現場に近い本丸東側の石垣付近で実施したボーリング調査が予定より1週間ほど早く終了し、レーザーによる計測などとあわせて異常が認められなかったこと。 また、被害を受けた電気・排水設備の仮復旧が完了したことから、営業再開を決めたということです。 ロープウェイとリフトは通常通り午前8時半から、天守は午前9時から営業開始で、あわせて4つある登城道の通行もあす午前8時から可能となります。 ただし地盤の傾斜を感知するセンサーを設置し、24時間監視している天守の東側エリアと長者ヶ平から本丸へと伸びる緊急車両用道路は、立ち入り禁止を継続するということです。 野志市長は「来場者が安全安心に利用できるよう引き続き対応したい」としています。