勝負メシ定番のカレーを食べるとプロ棋士気分?新将棋会館に『棋の音カフェ』が10月1日オープン 「月替わり棋士カプチーノ」や「駒もなか」など将棋に因んだメニューが魅力!
「駒もなか」など"スイーツ"も!
駒もなか(詰め合わせ、3024円、8種・各1個入り) 将棋の駒の形を模したもなか。北陸の良質なもち米「新大正もち」を使用した風味の良いもなかの皮に、駒を作る職人・駒師、勝仙さんのオリジナル書体「風彩」を採用した全8種。「歩兵」の「と金」や「飛車」の「竜王」など、それぞれの成駒も再現されている。 北海道十勝産の小豆を使用したあんこは、ふっくらとした粒あんで、さっぱりとした甘さ。食べるときに自分で皮にあんこを挟むスタイルだ。店内では、皮に抹茶アイス、ホイップクリーム、あんこを添えて提供される。
勝負メシ定番のカレーは全3種、藤井聡太七冠もカレーを選択して勝利!
棋士たちが対局の際に食べる昼食は勝負メシ、将棋めしとして注目を浴びる。中でも、カレーはかなりの頻度で登場する定番メニューだ。 2024年9月4日に行われた、藤井聡太王座(22)=竜王、名人、王位、棋王、王将、棋聖と合わせ七冠=に永瀬拓矢九段(32)=対局時点は(31)=が挑んだ第72期王座戦番勝負第1局は、神奈川県秦野市の老舗旅館『元湯 陣屋』で指され、同旅館の名物「陣屋カレー」(伊勢海老をトッピング)を両者とも選択。結果は藤井王座が初防衛に向けて先勝した。『元湯 陣屋』は大正時代の創業で鶴巻温泉にあり、将棋や囲碁のタイトル戦が数多く行われてきたことで知られる歴史と伝統のある温泉宿だ。 『棋の音カフェ』では、もちろんカレーが食べられる。次の3種類だ。 2種「相掛かり」カレー1320円 将棋の戦略のひとつ「相掛かり(互いに飛車先の歩を進めていく)」にかけて、 欧風カレーとキーマカレーのあいがけをしたカレー。 「大盤」勝つカレー1320円 将棋盤を模した大きなパネルを用いて、解説者が対局の状況や戦局を解説するイベント「大盤解説」を彷彿とさせる、大きなロースカツがドンっとのったボリューム満点のカレー。 新「定跡」カレー990円 「定跡」とは、将棋で最善とされる決まった指し方。シンプルかつ洗練された定番カレー。 道場で将棋を指し、カフェでカレーを食べたら、プロ棋士気分を味わえるかも。新たに生まれ変わった将棋の聖地、将棋会館の一角に誕生した『棋の音』へ足を運んでみては。 ■棋の音カフェ 住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-5ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビル1階『棋の音』内 アクセス:JR総武線千駄ケ谷駅、都営大江戸線国立競技場駅A4出口から徒歩2分 営業時間:10時~21時(ラストオーダー20時半) 定休日:なし(年末年始を除く)※施設に準ずる