<解説>塩野瑛久“麗しい帝”から“ヘタレサラリーマン”へ 30代突入の2025年、役者としてさらなる飛躍に期待
塩野さんが演じた鶸田はドラマの冒頭、プレッシャーでトイレにこもってもん絶(もんぜつ)。「塩野さん、変幻自在すぎる」「顔の美しさは変わらないのにここまで違うとは」と反響が集まり、一条天皇との“ギャップ”に驚かされた人も多いのではないか。
塩野さんは「一条天皇役のイメージで『あの衣装がすごく似合っていたけど、普段着は普通だね』みたいなことが多いかも」とインタビューで語っており、素を知られた時にガッカリされることもあることを明かした。
今はまだ、大きなインパクトを残した一条天皇が心に残っている人が多いかもしれないが、鶸田で見せてくれたようなひ弱な設定も含めて、これからも役を通していろいろな“顔”を見せてくれるのではないだろうか。
菜々緒さんも「塩野さんは『顔を覚えてもらえない!』とすごく悩んでいたみたいなのですが、でもそれって役者としてすごいことだな、と。今後、違う役でご一緒できたらどんなに面白いかなってすごく思います!」と実力に太鼓判を押す。
2025年で30歳。ブレークを果たした塩野さんのこれからに注目だ。