11月突入も高温おさまらず 冬の足音はまだ先 季節外れの大雨に注意 1か月予報
11月突入後も異例の高温 冬への歩みはゆっくり
この先も季節の進みはゆっくりで、冬の訪れを感じられるのは、まだ先になりそうです。 1か月の気温は、全国的に平年より高く、特に11月前半は気温が平年よりもかなり高い状態が続くでしょう。 気象庁は今日24日、沖縄から東北を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。 高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに発表されます。 九州から関東を中心に、10月末から11月1週目も最高気温が25℃前後まで上がるなど季節外れの高温になる所もあるでしょう。朝晩はこれまでに比べると気温が下がりやすく、一日の寒暖差は大きくなる見込みです。 冬物が手放せないような寒さはしばらくありませんが、朝晩は長袖や羽織るものが欲しくなる日が多くなるでしょう。 なお、3か月予報では12月と1月の気温は全国的に平年並みとなるため、11月中はまだ暖かくても、急に冬らしくなる可能性があります。 シャツなど涼しい服も手に取りやすい場所に残し、衣替えは進めておきましょう。 【北日本】北海道・東北地方 【東日本】関東甲信・北陸・東海地方 【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部 【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方
日本気象協会 本社 石榑 亜紀子