ナーゲルスマンの去就決定は秒読み段階へ 代理人「近いうちに決まる。5日か6日、あるいは7日以内」
動向に注目集まる青年指揮官
ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督の去就が近々正式に発表されるようだ。 昨年10月、ナーゲルスマン監督はハンジ・フリック前監督の後任としてドイツ代表の監督に就任。契約期間は今年6月に開幕するEURO2024終了までとなっていて、現在に至るまでドイツサッカー連盟(DFB)から同監督の契約延長についての発表がないため、その去就に注目が集まっていた。 ナーゲルスマン監督をめぐっては、契約延長を望んでいるとされるDFBの他に、同監督が代表監督に就任する前に指揮を執っていたバイエルン・ミュンヘンも今季限りで退団するトーマス・トゥヘル監督の後任として再招聘を検討しているとされる。 こうした中、ナーゲルスマン監督の代理人を務めるフォルカー・シュトルース氏は、ドイツメディア『Spielmacher』の取材に対して、現在複数のチーム関係者と交渉していることを明かした。 「我々が、『ユリアンに興味を持つ人々と話をしていない』と言うことは非常に馬鹿げている。その興味を持つ人々というのが誰であるのかは言いたくない。ただし、それがバイエルンだけではないということは言える。我々は複数の交渉を行っている」 また、シュトルース氏はEURO2024後にナーゲルスマン監督がどこで指揮を執るのかについては近日中に明らかになるとも語った。 「近いうちに決まる。今後5日か6日、あるいは7日以内だ。大事なのは、彼が何を最も刺激的なものとして捉えるか、そして彼自身が相応しいタイミングで相応しい場所にいると信じられるようなチームであるかどうかということだ」 果たしてナーゲルスマン監督はどのような決断を下すのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部