独自大会Vで弾み 待望の大舞台で「思いが一つに」 尽誠学園監督 交流試合
2020年甲子園高校野球交流試合は最終日の17日、第2試合で尽誠学園(香川)が8―1で智弁和歌山(和歌山)に大勝した。尽誠学園の西村太監督は「3年生全員の思いが一つになった結果だ」と話した。西村監督の談話は次の通り。 【写真特集】特別な夏・智弁和歌山vs尽誠学園 ◇一球一球に気が抜けなかった 尽誠学園・西村太監督 県の独自大会で優勝して、その後の調整と気持ちが、この試合に向かっていた。3年生全員の思いが一つになった結果だ。(13安打の快勝は)選手たちにも思い切って戦おうという気持ちがあった。初回の先頭の主将・菊地(柚選手)の安打と4番の仲村(光陽選手)の適時打が大きく、独自大会で不調だった川崎(風汰選手)が調子を取り戻して7番に入ったことで打線に厚みが出た。 智弁和歌山は素晴らしいチーム。強豪で日本一になった経験もある。どれだけ点差が離れていても強打のチームなので、一球一球に気が抜けなかったが、村上(侑希斗投手)は尻上がりによくなる投手で、橘(孝祐捕手)もコーチとともに相手打線を研究していた。