最下位に沈む名門リヨン、今季2度目の指揮官交代に踏み切る…わずか2カ月余りでグロッソを解任|リーグアン
リヨンは、ファビオ・グロッソ監督の解任を発表した。 現地時間30日、クラブの公式ウェブサイトで「結果を考慮し、現在リーグアン18位のチーム状況の分析を行った結果、オリンピック・リヨンはファビオ・グロッソの契約の解消と退任に至る手続きを実施する決断を下した」と伝え、同指揮官への感謝や後任について続けた。 「今週土曜日の午後5時に行われるRCランスでの試合の準備と指揮はピエール・サージによって行われる。オリンピック・リヨンは、ファーストチームに就任してからのファビオ・グロッソと彼のアシスタントの献身性とプロフェッショナリズムに感謝したい」 今シーズンの開幕から大不振に陥るリヨンは、9月にローラン・ブラン監督を解任してグロッソ監督を招聘。しかし、チームを立て直すことはできず、指揮した7試合でわずかに1勝したのみ(2分け4敗)でチームは最下位に沈んだままだ。 また、グロッソ監督はわずか2カ月余りの在任期間中にピッチ外でのトラブルにも巻き込まれた。延期されたマルセイユとの一戦では、相手サポーターがバスを襲撃する事件があり、乗車していた同指揮官は左目の周囲を数針縫う被害に遭っていた。 今シーズン2度目の指揮官交代に踏み切ったリヨンは、日本時間12月3日に敵地でRCランスと対戦する。