MLB=ドジャース、約162億円のぜいたく税 最多9球団が徴収対象
[24日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)で年俸総額が基準を超えた球団に課される「ぜいたく税」について、対象9球団のうち、ドジャースの徴収額が最高の1億300万ドル(約161億8000万円)であることが分かった。 2024年ワールドシリーズ王者のドジャースは、シーズン開幕前に大谷翔平選手と10年総額7億ドル、山本由伸投手とも12年総額3億2500万ドルの契約を結ぶなど、大型補強を行った。大谷に関しては総額の97%を契約満了後の10年間で無利息で受け取る形とし、ぜいたく税による制限を軽減する策を講じていたが、それでもトップの金額となった。 フロントオフィス・スポーツによると、ぜいたく税の対象は史上最多の9球団で総額3億1131万ドルも過去最高。ドジャース、メッツ、ヤンキースの3球団でその84%超を支払う。 2024年の基準額は2億3700万ドルで、25年は2億4100万ドルに引き上げられる。