松本蟻ケ崎高・西嶋岳琉さんが縄跳びアジア大会で優勝 三重跳び509回で日本新記録 長野県松本市
松本蟻ケ崎高校(長野県松本市)2年生の西嶋岳琉(たける)さん(17)=安曇野市豊科=が、7月に神奈川県内で開かれた縄跳びの大会「アジアジャンプロープ選手権大会2024」のシングルロープ個人男子3重跳び競技で優勝した。10日に県庁を訪れ、武田育夫県教育長に報告した。 西嶋さんはアジア大会で、3重跳びを509回続ける日本新記録を樹立して優勝した。2位の中国の選手に60回以上の差を付けての優勝で「500回を絶対に超えたいと思っていた」と振り返る。 豊科北小学校入学時に、全員に縄跳びが配られ「学校に縄跳びの文化が根づいていた」という。小2の時に3重跳びができるようになり「壁を乗り越えて、技を決めて上達するのが楽しくなった」。豊科北中2年の頃から本格的に競技に取り組むようになり、動画を見ながら自宅の庭などで練習を重ね、中3で7重跳びもできるようになった。 目標は「世界記録の8重跳び」。「『本気になったらこんなこともできるんだぞ』と、縄跳びの魅力を世界に広めたい」と目を輝かせた。 大会はアジアジャンプロープ連合の主催で、10カ国から約740人が参加した。
市民タイムス