俳優死亡問題巡る対策の進捗・課題を説明 宝塚歌劇団が外部有識者チーム「アドバイザリーボード」と4月に初会合
宝塚歌劇団の女性が去年9月に死亡した問題で、歌劇団などは14日、外部の有識者などで構成する「アドバイザリーボード」の初会合を4月に開いたと発表しました。 歌劇団を運営する阪急電鉄は4月1日付で、弁護士や大学教授など外部の有識者6人で構成される「アドバイザリーボード」を設置していました。 初めての会合は4月25日に開かれ、歌劇団側が対策の進捗や課題を説明したほか、意見交換が行われました。 今後は、歌劇団を運営する阪急電鉄や、統括する阪急阪神ホールディングスのガバナンス体制の強化、歌劇団のルールやシステムの整備、劇団員の意識改革などを中心に話し合うことを確認したということです。
ABCテレビ
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