「一年の計は元旦にあり」は大間違い…あなたの目標達成のスピードと確率を上げる「手帳術」
「正月から」にこだわる必要はない
1年の計画を立てるときに、正月や仕事はじめに計画を立てる方も多いのではないでしょうか。 しかし、1年計画だと大まかな目標になりがちです。とくに「今年こそは◯◯」というものは、その典型と言えるでしょう。 ですから、3か月単位での計画にしてください。具体的かつ現実的に落とし込むことができ、階段を上がっていく感覚が身につきます。 手帳を開いて振り返れば、たくさんのステップを成功させ、いつの間にか高いところまで登っていることに気づくはずです。 みなさん、「一年の計は元旦にあり」と思っていませんか? 時にはそういうこともあるでしょうが、私は「思い立ったが吉日」なことのほうが圧倒的に多いのではないかと考えています。 起業するときや新しいプロジェクトをはじめるときはタイミングがあります。正月がたまたま、その「吉日」だったということはあるかもしれませんが、カレンダーにこだわる必要はありません。 ですから手帳自体、1年という概念を外して使用しましょう。手帳を書きはじめるタイミングも、プロジェクトがはじまるときなどからで大丈夫です。 これからの時代、手帳は柔軟に使いこなしていきましょう。 つづく記事〈あなたが「手帳を買っても続かない」5つの理由…「自分に合った手帳」の選び方を知っていますか?〉では、あなたに合った手帳の選び方をお教えします。
石津 ヒロシ(文房具ソムリエ・手帳プロデューサー)