月間MVPは誰の手に…?セリーグ、3・4月の有力候補(2)中日で防御率0.00も
2024年シーズンのプロ野球は、開幕から1カ月が経過した。スロースタートを切った選手がいる一方で、好調な滑り出しを見せている選手も多くおり、早くも成績に差が出てきている。ここでは、5月10日に発表される3・4月度の月間MVPの有力候補を紹介したい。(セントラル・リーグ編)
ライデル・マルティネス(中日ドラゴンズ)
12試合(12回)、0勝0敗8セーブ、10奪三振、防御率0.00 中日ドラゴンズの絶対的守護神に君臨するライデル・マルティネス。2024年は、開幕から圧倒的な投球を見せている。 2017年2月に中日と育成契約を結ぶと、翌2018年に支配下登録を奪取。当初は先発投手として起用されたが、2019年以降は救援に転向した。 2020年からはクローザーを任されると、2022年には最多セーブ(39個)のタイトルを獲得。昨季は48試合の登板で3勝1敗32セーブ、防御率0.39と傑出した数字を記録した。 今季もクローザーを務め、開幕から12試合連続無失点。4月終了時点で8セーブを挙げ、セーブランキングのトップを走っている。 現在は調子を落としている中日だが、開幕直後は8年ぶりの単独首位に立つ快進撃を支えた。救援投手の月間MVP受賞は珍しい事例となるが、MVPに値する結果を残している。
ベースボールチャンネル編集部