職場に「1リットル」の水を水筒に入れて持参しているのですが、水道水なので「カルキ臭」が気になります…コスパよく「カルキ抜き」する方法を教えてください。
「自分で飲み物を用意して会社に持参したいが、できるだけ安く済ませたい」という人もいらっしゃるでしょう。水道水を水筒に入れて持っていけば水道代しか費用はかかりませんが、「水道水のカルキ臭が気になる」と悩まれることもあるかもしれません。 なるべくコスパのよい方法で、水道水のカルキ臭を抜くにはどうすればよいのか、確認してみましょう。 本記事では、水道水を煮沸する方法、ミネラルウオーターを持参する方法、ウオーターサーバーを使用する方法について、それぞれメリット・デメリットとかかる費用を解説します。
水道水を煮沸してカルキ臭を抜く
東京都水道局によると、水道水1リットル当たりの単価は0.24円として算出されています。1日1リットルの水道水を水筒に入れて持っていく場合、1週間(平日5日)で1.2円、1ヶ月(平日20日)で4.8円の水道代がかかる計算です。 そのままではカルキ臭が気になるという場合は、いったん煮沸して冷ましてから水筒に入れるとよいでしょう。同じく東京都水道局によれば、やかんに水道水を入れて煮沸し、沸騰したらやかんのふたを半分開けた状態にしたまま弱火で5~10分ほど加熱してから室温まで冷ますとよいとされています。 煮沸するためのガス代、もしくは電気代もかかりますが、それでも最も安く済む方法であると考えられます。しかし、手間と時間がかかるため、毎日続けるのは難しいと感じる人もいるかもしれません。
ミネラルウオーターを持参する
煮沸してもカルキ臭が気になる場合や、煮沸する時間がない場合などは、ミネラルウオーターを購入して会社に持参する方法もあります。例えば、2リットル入り8本セットで1209円(税込み)のミネラルウオーターを1日1リットルずつ水筒に入れて持っていく場合、費用はいくらかかるのか計算してみましょう。 ミネラルウオーター1本当たりの値段が約151円なので、1リットル当たり約76円になります。1週間(平日5日)に換算すると約380円、1ヶ月(平日20日)だと約1520円です。 この方法だとカルキ臭が気になる心配がなく、煮沸したり冷ましたりする手間も必要ありませんが、水道水に比べると費用がかかることや、事前にミネラルウオーターを購入しておかなければならないことなどがデメリットでしょう。