2040年度時点の発電コスト 原発が火力発電よりも割安に 経産省試算
日テレNEWS NNN
経済産業省は、2040年度時点で、原発の発電コストが火力発電よりも割安となる試算を公表しました。 経産省によりますと、2040年度時点の発電コストは、1キロワットアワーあたりの現在最も発電量が多いLNG火力発電で20.2円から22.2円。原発で16.4円から18.9円と、原発が火力より割安と試算しています。 3年前には、LNG火力が最も安いとされていましたが、排出される二酸化炭素を回収する費用などを見込み、今回は大幅に引き上げられています。 事業用の太陽光発電のコストについては、15.3円から36.9円と幅が大きく、導入が拡大するほど、蓄電池や送電網などの調整費用がかさむとしています。 経産省はこれを参考に、17日、新しいエネルギー基本計画の素案を公表します。