1軍の“主力”になれない…?阪神、出場機会に飢える選手(5)岡田監督の「信頼」が
プロ野球の世界では、高い能力を持ちながらも所属球団の戦力状況により、一軍での出場機会がなかなか得られない選手も少なくない。特に昨季日本一となった阪神タイガースは、投打で充実した戦力を誇る。ここでは、一軍での出場機会が限られそうな阪神の選手を紹介したい。
湯浅京己
・投打:右投右打 ・身長/体重:183cm/82kg ・生年月日:1999年7月17日 ・経歴:聖光学院高 – BC・富山 ・ドラフト:2018年ドラフト6位 今季は守護神候補として大きな期待が寄せられていた湯浅京己だが、不振によりオープン戦期間中にまさかの二軍落ちとなった。 2018年ドラフト6位指名で阪神タイガースの一員となった湯浅。入団当初は故障に苦しんだが、プロ3年目の2021年に一軍デビュー。 翌2022年には開幕一軍入りを勝ち取ると、安定した投球を続けてセットアッパーに定着。同年は59試合登板、45ホールドポイント(2勝43ホールド)、防御率1.09と傑出した成績を残し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを受賞した。 2023年は開幕前に行われたWBCの日本代表に選出され、世界一に大きく貢献。しかし、レギュラーシーズンでは不調や故障が続き、わずか15試合の登板に。 今季は復活が期待されたが、開幕二軍スタート。ファームでも不安定な投球が続いている。現状を打破し、再び一軍の勝ちパターンとして復活を果たしたい。
ベースボールチャンネル編集部