青山学院大・原晋監督「圧倒的な力で勝てる」 箱根連覇に自信 目指すチームは“27分台を10人”
■原監督が目指すチームは“27分台を10人”
今季は出雲駅伝、全日本駅伝といずれも3位。それでも、原監督は「自転車でこけるだとか、ねんざをするとか、感染症かかるとか、そういうのさえなければ自ずと結果は見えてくるのかなと。それも“圧倒的な力で勝てるかな”と思います」と力強く話します。 今季は選手たちが記録ラッシュ。今年5月に行われた関東インカレでは、前回2区区間賞の黒田朝日選手(3年)が1万mで27分52秒02の自己新記録をマーク。大学記録を大幅に更新し、大学史上初めてとなる現役学生の27分台ランナーになりました。 さらに初の箱根出走を目指す鶴川正也選手(4年)や2度5区山上り経験者の若林宏樹選手(4年)が、11月のMARCH対抗戦で27分台を記録。一方でライバルの各校からも続々と好記録が出て、ハイレベルな101回目の箱根駅伝が予想されます。 原監督は、「MARCH対抗戦で見られるように27分台ぞくぞくと各校出てきました。近い将来、“チームに27分台を10人そろえる”そういったチームを私は作っていきたいと思っています」と高々と宣言。 また「4年生は大手町で是非笑ってほしい」と選手に投げかけました。 ▽青山学院大学のチームエントリー 太田蒼生(4年) 白石光星(4年) 田中悠登(4年・駅伝主将) 鶴川正也(4年) 野村昭夢(4年) 若林宏樹(4年) 荒巻朋熙(3年) 宇田川瞬矢(3年) 黒田朝日(3年) 佐藤有一(3年) 塩出翔太(3年) 平松享祐(2年) 安島莉玖(1年) 小河原陽琉(1年) 黒田然(1年) 佐藤愛斗(1年)
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