青山学院大・原晋監督「圧倒的な力で勝てる」 箱根連覇に自信 目指すチームは“27分台を10人”
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路) 2025年1月2、3日に開催される第101回箱根駅伝。青山学院大学は連覇を狙う戦いです。 【画像】”No.1”を掲げる青山学院大の原晋監督 青山学院大学の陸上競技部長距離ブロックに所属する部員は全46人。そのうち箱根駅伝の登録メンバーに選ばれるのは半分以下の16人と、原晋監督は例年メンバー選出に頭を悩ませます。 チームエントリーが発表される2日前、原晋監督は8日に選手たちへ登録選手を発表。「最後は第六感というところがありますけども、可能な限り理屈をもって選んでいます。好き嫌いで選んでいません。戦いの信頼で選んでいます。そこだけは信じてほしい」と伝え、連覇への自信をみなぎらせました。
■昨季は直前にインフル蔓延...選手も自信の言葉
緊張した空気の中、箱根路へ臨む16人を発表。4年生から順番に発表され、選手たちは神妙な面持ちで自分の名前を待ちます。 前回はメンバーに選ばれながらも当日は走ることのなかった主将の田中悠登選手(4年)は、真剣な表情を崩さず、「自分自身では本当に過去最高の状態に仕上がってきているかなというふうに思う。自分が青山を勝たせるんだなという思いで残りの期間をしっかり状態を上げていきたいなと思っています。僕たちは監督を信用して、信じて1月2日・3日に最高な状態を作っていくのが、選手の仕事だというふうに思う。『他大を倒す、自分たちの状態を完璧にあげていく』といった意識で残りの期間過ごしていきたいなと思います。一緒に勝つために頑張っていきましょう」と話しました。 優勝した昨年の第100回大会は、年末にインフルエンザが蔓延。準備万全とはいい難いチーム状況の中、箱根駅伝へ臨んだ昨年と異なる今年度のチーム状況について、原監督も「(今年は)非常に良い。昨年この時期はインフルエンザが蔓延して、チームとして走ってる選手がいない状況でこの日を迎えたことを思えば、今年は非常によい状態でこの日を迎えることができたかなと思います。『敵は他者にあり、他校にあり』ではなくて、『自分たち自身』、それぞれの自分自身にある。要は感染対策、感染症にかからなければ自ずと結果は出てくるなと思います」と力を込めました。
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