<三南・’21センバツ>「地域盛り上げる」 センバツ旗授与 主将が決意 /静岡
第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に21世紀枠代表として出場する三島南に22日、センバツ旗が授与された。伊藤侍玄(じげん)主将(2年)は「交流してきた子どもたちや地域の方の応援に感謝し、勇気や希望を与えるプレーで地域を盛り上げていく」と決意を語った。 同日、学校グラウンドであった授与式には、1、2年の生徒や教職員ら計約450人が参加。持山育央(やすひろ)校長が竹之内満・毎日新聞静岡支局長からセンバツ旗を手渡され、伊藤主将が選手を代表して受け取った。県高野連の野部道太会長は「(野球体験会などに参加した)園児や小学生もきっと見ている。一分一秒でも長く甲子園にとどまってほしい」とナインを激励した。 授与式の終了後には壮行会も行われた。応援団長の吉田圭介さん(2年)は「応援できることを光栄に思う。晴れ舞台で後悔が残らないよう、全力投球で頑張って」とエールを送った。 大会は3月19日に開幕。23日に組み合わせ抽選会がオンラインで行われる。【深野麟之介】