サーフボードの種類って? 自分にぴったりの失敗しない選び方
サーフボードの種類って? 自分にぴったりの失敗しない選び方
サーフボードは波の上に乗るときのギアの一般名称。その中には目的や好みに合わせてさまざまなタイプが存在している。それぞれの特徴を把握して、自分なりのスタイルを見つけて失敗しないボード選びをしよう。 ◎出典:Surf Style 2021 ◎photo:Kimiro Kondo。
タイプ別・サーフボードの種類とは?
サーフボードにはいろいろなパーツが組み合わさって出来上がっており、その役割や構成はどのボードも同じだが、作り手であるシェイパーが各パーツにどんな目的を持たせているかによってボードのタイプは変わってくる。サーフショップで実際のボードを見た人は、大きさだけでなく、いろいな種類のボードが並んでいることに驚くだろう。
ロングボード
古くからサーファーに使用されてきたタイプの長いサーフボード。9’以上のものを指し、ノーズも幅があって丸みを帯びている。波に乗ったときの安定感は抜群で、初心者でも比較的乗りやすいボード。
ミッドレングス
ミディアムサイズのボードのこと。7 ? 8’台の長さのボードのことを指す。丸みがかったアウトラインで、ショートよりも乗りやすく、ロングよりも扱いやすいのが特徴の、いいところ取りのデザイン。
ガン
ビッグウェーブを乗ることに特化してデザインされたサーフボード。レングスは長く、全体的に細いのが特徴。ノーズとテールの幅も狭く、ロッカーが強いので、ホレた波にも対応しやすい作りになっている。
フィッシュ
テールに大きな切り込みが入って二つに割れているのが特徴で、サーフボードのフィンが2本ついているのが一般的。短いものの、テイクオフは比較的楽で、ゆったりとした乗り味を楽しむことができる。
ハイブリッド
基本的に短めのサーフボードながら、ショートボードよりも幅が広く、ややボリュームもあるタイプ。ショートボードよりも動きが緩慢になりがちだが、短さの割に乗りやすく、力の弱い人でもパドリングが楽。
ショートボード
ノーズが尖っていて、全体的に細いアウトラインが特徴の短いサーフボード。パフォーマンスを決めるのに適した作りで、サーフボードのボリュームが少ない。ボードを素早く動かしたいサーファー向け。