清原和博氏「僕の中では大谷翔平くんよりも松井秀喜かな」 理由も明かす 4番奪われても納得
西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(57)が3日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂 徳さんエモやんの新年言いたい放談」にゲスト出演。ドジャース・大谷翔平投手(30)について語る場面があった。 【写真】ニッコリ競演!1997年オールスター、連発でMVPの清原(左)と優秀選手賞の松井は笑顔、笑顔でお立ち台 3度のMVP、ワールドシリーズ制覇とメジャーでも異次元の活躍を見せる大谷について話題が及ぶと、「スマートであれだけ凄くて、まず二刀流で誰も予想できないことだし、今年は50―50があったりとか、そういう意味では同じ時期に野球やっていたかったと思いますけどね。どれだけ凄いのか生で見て見たかった」と穏やかな表情で語る。 そして「僕の中では大谷翔平くんよりも松井秀喜かなと思ってますけど」とチームメートとしてプレーした巨人時代に実感した松井秀喜氏の凄さを表現。「やはり4番バッターとしてのことを考えると、大谷くんは1番や2番も打って4番バッターのイメージは沸きづらいじゃないですか。だから松井くんの方が打者としての強さを感じました」と4番打者としての視点から語った。 清原氏は1997年に巨人に加入。入団5年目だった松井氏と「MK砲」と呼ばれ、清原氏は32本塁打、松井氏は37本塁打をマークした。「自分と松井選手を例えると、うさぎとかめの物語のように、どんどん松井くんは進化していった。知らない間に松井選手に抜かれてしまったみたいな」と移籍1年目を振り返り、「だから松井選手に4番奪われた時も納得して」と話す。 野球人生の中で初めて凄いと思った選手は松井氏だったと言い、「引っ張った打球はとてつもなく果てしなく飛んでいくので、凄いバッターだなと思った」と賛辞を送っていた。