青森市は平年の3倍…ドカ雪うんざり
17日の青森県内は、朝にかけて冬型の気圧配置が強まった影響で、津軽を中心にまとまった雪が降った。青森市では、午前9時に平年値(21センチ)の3倍強となる66センチの積雪を記録。市内では、一晩でどっさり積もった雪を懸命に片付ける市民の姿が見られた。 青森地方気象台によると、同日午後2時現在の各地の積雪は、青森市酸ケ湯200センチ(平年比176%)、青森61センチ(同290%)、平川市碇ケ関36センチ(同257%)、五所川原29センチ(同207%)、むつ市脇野沢28センチ(同255%)、弘前27センチ(同208%)、八戸1センチ(同50%)など。午前6時に202センチを観測した酸ケ湯は全国の観測地点中、今季初の2メートル超えとなった。 同日午前、青森市桜川で自宅前の雪を片付けていた平野暁夫(あけお)さん(71)は「毎日片付けているがきょうの雪は特別。この冬は多く降りそうな気がする」と話した。 同気象台によると、18日の県内は冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で、雪や曇りとなる見込み。