半導体企業の集積で注目…地下水の将来予測を熊本県が実施へ
熊本朝日放送
熊本県は、TSMCの工場稼働や土地開発の影響による地下水量の将来予測を初めて実施することを明らかにしました。 地下水に関して、涵養の限界を超えることが明らかになったら土地の開発を規制することなどを県に求めた共産党県委員会の申し入れに対して、熊本県の担当者が明らかにしました。 県は今年度中に、地下水をしみこませる水田などの涵養域が、白川の中流域でどの程度減っているかをとりまとめ、将来予測をするとしています。 地下水をめぐっては、TSMCの工場周辺地域で関連工場や住宅の開発が進み、農地転用の動きも広がっていることから、水量への影響を懸念する声もあります。