60歳を過ぎたら、今の結婚生活を続けるかを考えてみても?和田秀樹提案<解消するかどうかの判断基準>とは
「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。今回のテーマは「結婚について考えてみる」です。 【写真】「奥さんへの依存で夫婦関係は悪化する。本当に助け合わないといけなくなるまでは別行動すべし」と語る和田先生 * * * * * * * ◆結婚について考えてみる 60歳を過ぎたら、残りの人生を幸せに生きることを優先しましょう。 今後の家族生活を考えるうえで、重要なのが結婚関係です。 今、結婚されているなら、その関係を続けるかどうか。 指標は2つあります。
◆結婚について考える指標 (1)会話ができているか 一方的ではなく楽しい会話ができていますか? (2)一緒に出かけているか 定年退職後も、一緒に楽しく出かけていますか?
◆熟年同士の結婚も お互いに楽しめる関係が保たれているのであれば、お互いを若々しく保ち、精神的にもよい働きがあるといえるでしょう。 しかし、一方だけが楽しんでいる、一緒にいるのがしんどい……そんな関係なら、解消したほうが幸せかもしれません。 また、独身で結婚相手が欲しいと思うなら、迷わず婚活しましょう。 今の時代、熟年同士の結婚は珍しくありません。 この先の人生を一緒に過ごしたいと思える相手に出会えたら、それはとても幸せなことですから。 ※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。
和田秀樹
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