国内初、車いす種目を新設 テニスの全日本ジュニア選手権
日本テニス協会は4日、全日本ジュニア選手権(8月26~9月6日、東京・有明テニスの森公園)に車いす種目を新設すると発表した。国内のジュニア大会に車いすの部が設けられるのは初めて。大会アンバサダーに就任した国枝慎吾さんは東京都内で記者会見し「健常者と障害者の垣根を越える活動が、ジュニアにも広まることは喜ばしい」と歓迎した。 国内では女子の競技人口が少ないことなどから男女共通種目として実施、全国から選抜された8人が出場する。国枝さんは「大会を機に世界に出て行ってほしい」と期待した。 同協会が主催するジャパン・オープンの男子では2019年、女子では23年から車いすの部が設けられている。