【MotoGP2024第16戦日本GP】スプリント初優勝を狙うルーキー・アコスタが転倒 ドゥカティ勢が7位まで独占
ルーキーのペドロ・アコスタ選手がポール獲得
MotoGP2024第16戦日本GPのQ2、スプリントレースが2024年10月5日にモビリティリゾートもてぎで行なわれました。 【画像】MotoGP2024第16戦日本GP予選・スプリントレースを画像で見る(29枚)
予選Q2終盤にランキングトップのホルへ・マルティン選手(プリマ・プラマック・レーシング)が転倒、結果11位で予選を終了。
また、マルク・マルケス選手(グレシーニ・レーシングMotoGP)は、一時コースレーコード樹立と思われましたが、コース外走行のためタイムがキャンセルされました。 Q2トップタイムの1:43.018を記録した ペドロ・アコスタ選手(レッドブルGASGASテック3)は、自身初となるMotoGPポールポジションを獲得し、スプリントレースに挑むことになりました。
フランチェスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)は予選2位、3位にはスプリントレース2度目の優勝を目指すマーベリック・ビニャーレス選手(アプリリア・レーシング)が並びました。 なお、2024年でMotoGPレギュラーライダーを退く中上貴晶選手(イデミツ・ホンダLCR)は、21番手からポイント獲得を狙うことになりました。
スプリント初優勝を狙うペドロ・アコスタ選手がまさかの……
気温20度で始まったスプリントレースは、雨の心配もありながらも厚い雲に覆われた中でスタート。
後方からスタートダッシュを決めたホルへ・マルティン選手は一気にジャンプアップ。残り10周で予選トップのペドロ・アコスタ選手がフランチェスコ・バニャイア選手を抜きトップに。
残り8周の2コーナーで中上貴晶選手がチームメイトのヨハン・ザルコ選手(カストロール・ホンダLCR)にインに入られ接触転倒。レギュラーライダー最後の日本グランプリスプリントレースをリタイヤで終えています。
残り5周トップ3台、ペドロ・アコスタ選手は、フランチェスコ・バニャイア選手、エネア・バスティアニーニ選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)のドゥカティワークス勢の前を先行、4位マルク・マルケス選手との差を1.613秒差としました。 残り4周トップを走るペドロ・アコスタ選手が転倒、フランチェスコ・バニャイア選手がトップに。スプリント初優勝を狙ったペドロ・アコスタ選手はここでレースを終えることとなりました。